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映像発女性アーティストの“成功の花道”を分析

 女子中高生から絶大な支持を集めているコミックを映画化した『カノジョは嘘を愛しすぎてる』が現在公開中だ。音楽業界を舞台にした物語だけあって、プロデューサーの亀田誠治が参加していたり、劇中に登場するバンドを実際にデビューさせたりと、J-POPとの密な関係がそこここに感じられる作品となっている。特に注目すべきは佐藤健演じる天才ソングライターと恋に落ちる女子高生を演じた大原櫻子の存在。約5000人の応募があったというオーディションでは、その歌声を聞いた瞬間に審査員一同が満場一致で決定を出したという、本物のシンデレラガールだ。実際に彼女の伸びやかで清涼感のある歌声は、映画に十分な説得力を与えており、正直こニューバランス スニーカーの作品も彼女なしでは成立しなかったのでは、と思うほど。すでに亀田プロデュース曲『明日も』で歌手デビュー(劇中に登場する「MUSH&Co.」名義)を果たしている。
 映画やテレビドラマの世界から飛び出して歌手業を成功させた例といえば、まず思い当たるのが中島美嘉。レコード会社に送ったデモテープがきっかけで、2001年にドラマ『傷だらけのラブソング』のヒロイン役でデビューし、主題歌『STARS』は60万枚の大ヒットとなった。そんな中島も出演した映画『NANA』で、REIRA役を演じた伊藤由奈も同じ道を辿ったひとり。この年彼女は、劇中曲『ENDLESS STORY』で紅白出場も果たしている。また、映画『タイヨウのうた』で雨音薫役を演じたYUIは、すでにデビュー済みだったものの、作品をきっかけに歌手として羽ばたいた点では上記の系譜に連なる人かもしれない(奇しくも本作の監督は『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の小泉徳宏だった)。いずれも劇中で歌手の役を演じたのち、実際に歌手へとシフトすることとなった。
 映画やドラマの中に歌手という役どころを登場させるときのキャスティングは大きく3つ。1.抜擢した俳優に歌を歌わせる、2.本業の歌手に演技をさせる、そして3.どちらでもない新人を使う、だ。1はネームバリューのある俳優を起用できても、歌唱能力の点で不安が残る、2は逆に演技面での心配が出てくる。多くの場合は1か2を選択するのが妥当なところだろう。知名度ゼロの新人はプロモーションも相当力を入れないと話題性が薄いし、たとえオーディションで人を集めてもぴったりの才能が見つかるとは限らない。しかし、そんなリスクはあっても、3はどちらの色にも染まっていない、作品にあわせた人選ができる。うまくハマれば作品にとっても歌い手にとってもいい結果となることは、中島ら成功例を見る限り明らか。すべては、そんな新たな人材に対する綿密なバックアップをいとわず、時間をかけてもいい作品、素晴らしい才能を発掘しようという強い思いがあるかどニューバランス レディースうか。作り手側の本気度が試されることにもなってくる。
 『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の大原は、幼いころから歌うことが好きだったと話すものの、オーディション時にはまだボイストレーニングを始めて間もなかったという天性の才能の持ち主。しかしながら本人は、もともと女優志望でアーティスト活動を熱望するほどではない模様。この点は中島やYUIとは違うと言えば違っている。しかし、なかなかの逸材、「MUSH&Co.」が映画プロモーション期間中の限定のユニットであることは仕方ないにしても、今後も何らかのかたちで歌い続けてほしいと密かに願っている。
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