今年も大晦日の夜に開催されたジャニーズのカウントダウンコンサート。TOKIOやV6といったベテラン勢が卒業し、若手 が中心となって年に一度の祭りを盛り上げた。
特に、登場と同時に大きな歓声を浴びたのが、2013年に大ブレイクをしたKis-My-Ft2。『Luv Sick』など3曲を歌うと、A.B.C-Zを呼び2ユニットで『Daybreaker』を熱唱。デビュー前に2ユニット合同で行われたエビキスコンを思い出させる。しかも、曲の終わりに橋本良亮が藤ヶ谷太輔のほっぺにキスをして、会場いっぱいに悲鳴とも言える歓声が上がった。
A.B.C-Zは、得意のアクロバットで存在感をアピール。『Vanilla』などJr.時代から歌ってきた名曲を始め、『Walking on Clouds』など4曲を歌い、跳ねまわる。なかでも塚田僚一は、東京ドームを横断する花道をセンターステージまでバック転で駆け抜けるという大技を披露。驚異的なスタミナで観客の度肝を抜いた。
Hey!Say!JUMPは『Magic Powe』など、これまでのJUMPをイメージする可愛らしい曲と、最新シングル『Ride With Me』のアダルトな雰囲気が対照的。JUMPの成長と2014年への覚悟を感じられる迫真のダンス&歌で圧倒した。
そして、今年18歳になり初参戦となった菊池風磨が中島健人とふたりで『BAD BOYS』を熱唱。思い切りはじけた。中島が艶めかしく腰を振ると、
ニューバランス 574菊池が服をはだけさせてセクシーさを競い、ついには胸ぐらをつかみおでこをつける迫真のにらみ合いを見せる。往年の中島&菊池ファンにとっては、たまらないパフォーマンスだった。
NEWSは、ジャニーズ随一の歌唱力を誇る手越祐也と増田貴久が聴かせる。さらに、手越はファンに向かって甘いセリフを言うのがお決まり。この日も、いつものように「ラブラブしようね」とささやき、進行役を務めたKinKi Kidsの堂本光一からは「お前、徹底してるな」といじられる一幕も。
今回、出演者が若手メインとなったことにより、「KinKi Kidsのコンサートより歓声が黄色い」と光一がジョークを言っていたが、あながち間違いではない。カウントダウンコンサートも、16回目。アイドルはもちろんファンも年を重ねていく。だが、大切なのはそこで途絶えるのではなく、ジャニーズの世界そのものを愛する気持ちが、次の世代にもしっかり受け継がれていくこと。そして、このコンサートはその引き継ぎを行なう大切なイベントなのだ。コンサートの終盤には、SMAPの香取慎吾もサプライズゲストとして登場し、“担降り(※1)するときは慎吾ちゃんに”という内容の名言を放った。もはや大 御所ともいえる香取が非常に謙虚なのと、
ニューバランス 996ファン用語を使っていたことへの面白さで客席は大爆笑。これも先輩から、後輩ファンへ向けた粋なファンサだ。
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