グローバル人材の中途採用支援に強い株式会社ジェイ エイ シー リクルートメントは、東南アジア日系現地法人の現地採用動向および給与相場に関する調査を実施した。調査結果から現地国籍管理職人材の採用状況について、現地国籍の管理職採用は増えているものの、現在、採用活動を行なっている企業の約70%は苦戦していることが判明した。
また、各社が挙げる「苦戦理由」では、「候補者の質に不足感がある」がほとんどだが、タイでは「候補者の数」も苦戦の原因となっており、マレーシア、インドネシアでは「給与額」のミスマッチ 、タイでは技術系管理職の求人が過熱、インドネシアでは管理系マネージャーの募集が恒常化としているなどといった状況も浮き彫りとなった。
さらに各国の給与相場について、市場の給与相場が現任管理職の給与水準を大幅に上回る国もあり、シンガポールの地域統括拠点ではワンランク上の管理職が必要であることが判明。タイでは相場がやや混沌とし、人材確保のためには給与制度の柔軟運
ニューバランス ランニングシューズ用が不可欠であることもわかった。一方で、職位が上がるほど国際間の格差は縮小傾向にあり、幹部人材の国際間移動の予兆と受け取ることができそうだ。
東南アジアでは、現地国籍の幹部(候補)人材採用を行なう企業が増えている。元来、管理職としての即戦力性を持つ人材の絶対数が少ない上、採用を行なう企業数が増え、かつ国によっては外資系企業との人材獲得競争が繰り広げられていることから、多くの企業が採用に苦
ニューバランス 574戦している。しかしながら、様々な工夫によって幹部人材の確保に成功している企業があることも明らかになった。
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